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歯列矯正は高校生のうちから始めるのがおすすめ?メリットや注意点を解説します

歯並びや噛み合わせを治すために有効な歯列矯正ですが、なかには歯列矯正を始めるタイミングに悩んでいる方もいるでしょう。とくに永久歯に生え変わり、骨格の成長も安定しはじめる高校生の年代で歯列矯正を始めたいと考える方は多く見受けられます。

この記事では、高校生のうちに歯列矯正を行うメリットと、覚えておくべき注意点を3点ずつ解説します。結論として歯列矯正は高校生のうちに始めるのがおすすめなので、その理由とあわせてご確認ください。

歯列矯正は高校生のうちから始めるのがおすすめ!

歯列矯正は高校生のうちから始めるのがおすすめです。高校生のうちに歯列矯正を行えば、大人になってから同じ治療を行うよりも短期間で治療が完了する可能性が高くなります。また、思春期に抱えがちなコンプレックスもなくせるため、より華々しい高校生活を謳歌できるでしょう。くわしいメリットは次の項目で解説します。

高校生のうちに歯列矯正を行うメリット

大人になる前に歯列矯正を行うメリットは、主に以下の3点です。

<高校生のうちに歯列矯正を行うメリット>

  1. 治療の期間が大人より短い
  2. 思春期のコンプレックス解消につながる
  3. 健康状態に良い影響を与える

見た目だけでなく、発育に関する良い影響も多く見込めます。それぞれの項目でくわしく解説するので、治療をスタートさせるべきか悩んでいる方は参考になさってください。

①治療の期間が大人より短い

もっとも大きなメリットとして挙げられるのは、大人になってから歯列矯正をスタートさせるよりも、短期間で治療を完了できる可能性が高いことです。15~18歳ごろは骨の代謝が活発で、顎の骨格も完全には完成していません。歯が柔軟に動きやすいため、治療期間を短縮させられます。

勉強や部活動で忙しい高校生にとって、治療期間が短い=通院回数が少ないこともメリットです。通院の回数を減らせる分、治療費を抑えやすくなることは親御さんにとってのメリットでもあるでしょう。あらゆるストレスを感じずに済むため、歯列矯正は高校生のうちに着手するのがベストです。

②思春期のコンプレックス解消につながる

思春期はあらゆるコンプレックスに苛まれる時期でもあります。歯並びもその1つで、どうしても気になって人前に出られない人もいるでしょう。また、歯並びが悪いと噛み合わせにも悪影響が出やすく、滑舌や発音が悪くなりがちなこともコンプレックスを生み出す原因になります。

高校生のうちにこういったコンプレックスを解消しておけば、勉強や部活だけではなく、私生活もポジティブに過ごしやすくなるでしょう。一度きりの青春を思う存分に楽しむためにも、歯列矯正を受けて歯並びを整えることをおすすめします。

③健康状態に良い影響を与える

歯並びが悪く、歯が重なり合っている「叢生(そうせい)」と呼ばれる状態のままでいると、きれいに歯みがきをするのが難しくなります。結果的に虫歯や歯周病を患う可能性が高くなり、勉強に集中できないほどの痛みを感じたり、貴重な時間を使って虫歯治療のために通院したりする必要が生じるため注意が必要です。最悪の場合は抜歯が必要となり、永久歯を失ってしまいます。

また、噛み合わせが悪い場合は食べ物を上手に咀嚼できないため、消化不良を起こすリスクにも警戒しなければなりません。歯列矯正を行えば、虫歯や歯周病などのリスクを大幅に減らし、消化にも良い影響を与えられます。健全で健康的な生活を送るためにも、高校生のうちに歯列矯正をスタートさせると良いでしょう。

高校生で歯列矯正を行う際の注意点

高校生で歯列矯正を行うメリットは先に述べたとおりですが、一方でいくつかの注意点があることも知っておかなければなりません。具体的には以下の3点に注意すべきです。

<高校生で歯列矯正を行う際の注意点>

  1. 見た目の問題
  2. 部活動への影響
  3. 転院の可能性

いずれも過度な心配は不要ですが、リスクになり得る問題として覚えておきましょう。それぞれの項目でくわしく解説すると同時に、有効な解決策もお伝えします。

①見た目の問題

第一に考えるべきなのは見た目の問題です。歯列矯正が完了すれば歯並びが整い、横顔など顔の形まで整う可能性がありますが、治療中は矯正装置が目立ってしまいます。治療中の見栄えの悪さが原因で、人前で発言しにくくなったり、笑顔になりにくくなったりする可能性があることには注意しましょう。

ただし、最近では目立たない歯列矯正の方法も増えています。目立たない治療方法としてとくにおすすめできるのは以下の2点です。特徴とあわせてチェックしておきましょう。

<おすすめできる目立ちにくい歯列矯正の種類>

  • 従来のシルバーではなく、ホワイトやピーチゴールドの矯正装置を使ったワイヤー矯正
  • 透明なマウスピースを装着して歯を動かすマウスピース矯正

とくワイヤー矯正はさまざまな症例に対応でき、マウスピース矯正と比べて短期間で治療が完了します。見た目の問題からワイヤー矯正を避けたいと考える方も多くおられますが、実際には目立ちにくい方法で治療を進めることも可能です。

成人式や大学進学の前に歯列矯正を完了させたい場合は、高校1~2年生の始まり頃までには歯列矯正を始めると良いでしょう。

②部活動への影響

部活動に取り組んでいる高校生にとっては、歯列矯正を邪魔に感じる可能性があります。とくにワイヤー矯正の場合、激しい運動によって装置がずれたり、外れたりする場合があるほか、部品が口内に当たって傷をつけるリスクにも注意が必要です。

マウスピース矯正は運動にも向いていますが、運動中に外れる可能性がある点や、歯の移動で痛みを感じる場合がある点はワイヤー矯正と変わりません。運動部以外でも、吹奏楽部に所属している高校生の場合は、楽器を吹く際に矯正装置が邪魔をして思うように演奏できない可能性もあります。

部活動への影響が心配な方は、事前に歯科医院に相談しましょう。豊富な治療方法を用意している歯科医院なら、部活動の内容に合った矯正方法の提案が可能です。

③転院の可能性

矯正治療にかかる期間は、全体矯正の場合は2年前後です。たとえば高校2年生から歯列矯正をスタートさせた場合、治療完了までの期間に高校卒業を挟んでしまうかもしれません。進学や就職にともなって引っ越しをすると、基本的には転院(引っ越し先の歯医者で歯列矯正を引き継ぐこと)が必要です。

この場合は、引っ越しの約1ヶ月前にかかりつけの歯科医院に相談し、引き継ぎに必要な準備を依頼しましょう。治療経過や使用している矯正装置のデータを転医先の歯科医院に渡すことで、よりスムーズかつ正確な治療を受けられます。

まとめ

高校生の歯並びや骨格はまだ完全に固定されていないため、大人になってから矯正を始めるよりも治療期間を短縮させられます。コンプレックスをなくせることや、健康を維持するために役立つこともメリットで、高校生のうちから歯列矯正を始めることがおすすめです。

吉祥寺セントラルクリニックでは、治療開始前に徹底したカウンセリングを実施し、患者様の症例やご希望に合った最適な歯列矯正をご提案します。各医療機関との連携力も強く、転医の際もスムーズに手続きを進められるため、高校生の方の歯列矯正はぜひ当院にお任せください。

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